【3】なでしこスクール32期|あなたの「当たり前」が商品になる!アイディア出しで見つける自分だけの価値

みなさんこんにちは!
前回から、なでしこスクールの様子をレポート形式でお届けしている、なーちゃんです。

【1】“私らしく働く”を叶える学びの場 なでしこスクール32期レポート、始めます!

【2】なでしこスクール32期|自分軸ワークで「私らしさ」が見えてきた!受講生のリアルな変化

 

なでしこスクールとは、「起業経験ゼロの女性が、〈自分軸×ビジネス力〉を同時に磨き、“私らしく働く” まで伴走する起業スクール」です。

現在、32期はスタートから1か月が経過したところです。

日々の学びと実践を通して、自分と深く向き合いながら一歩ずつ前進している受講生さんたちの様子を、今回もお伝えしていきます!

 

なでしこスクール32期3回目スクーリングまで

―「自分軸」を言語化し、方向性を定める

 

受講生さんたちは順子さんとの個別面談を通して、「自分軸」に向き合う段階に入りました。


一人ひとりが、自分らしさを出せる方向性やコンセプトを模索しています。そして見つけたものを、ここから「かたち」にしていきます。

面談は、ただ言葉を整えるだけではありません。

自分の過去の出来事、そこで感じた思い、大切にしてきた価値観を丁寧に振り返ります。そして大切にしてきた価値観から、「これだ!」と納得できる軸を言語化します。

ここで見えてきた軸が、これからの選択や届けたい想いの土台になっていきます。

 

―新たな取り組み「アイディアシート」

そして次は、この期間の目玉である「アイディアシート」に取り組みます!


これは、

・自分の中にある悩みや課題感

・世の中の人が抱えていそうなお困りごと

 

などを、30個(できるならもっと!)書き出していきます。そしてそのひとつひとつに対して、解決策を考えていくワークです。

最初は、自分の興味・関心に近いアイディアが浮かびやすいんです。でも、後半に進むにつれて、だんだん難しさが増していきます。

 

特に半分を過ぎたあたりから「思いつかない…」という声も多く聞かれました。

でも、実はこの〈数を出し切る〉過程が、とても大事なんですよね。

 

出していくうちに、最初は出てこなかった視点に出会えます。さらに、自分でも気づいていなかった興味にハッとする瞬間もあるんです!

そこから、別の角度からの気づきが生まれるんですね。



そして、順子さんからのフィードバック。その視座の高さに、私はまたもや唸ってしまいました。

受講生さんそれぞれの、全く違う視点が詰まったアイディアシート。

それを俯瞰して捉えながら、

・届けたいテーマを、客観的にまとめてくれる
・商品として現実的かどうかを、やさしく示唆してくれる
・労力・収益性・ファーストキャッシュの視点まで教えてくれる

…ここまで見えている方、他にいるでしょうか?

 

―解決策を自分なりに評価してみる

アイディアシートでは、最終的にお悩みに対してひとつずつ「自分なりの解決策」を出していきます。 

ここでも、受講生さんたちの個性がきらりと光っていました!

「私もそれ欲しい!」「それ、気になる!」と思えるような案が、たくさんあったんです! 読みながら、私もワクワクさせてもらいました。

 

提案した解決策をそのまま終わりにするのではなく、いくつかの視点から自己評価をおこないます。

たとえば

・自分が好きかどうか

・新しさがあるか

・世の中のニーズがあるか

 

など、全部で7つの角度から、自分のアイディアを客観的に見つめ直していきます。このプロセス自体が、自分軸と照らし合わせる、とても大切な時間になります。

とは言え、「とりあえず30個出すぞ!」と、最初は勢いよく始められるんです。だけど、後半に差しかかると、どうしてもアイディアが出なくなってくるんですよね。


そんなとき、ある受講生さんからこんな言葉が出ました。
「ただの表面的な悩みじゃなくて、その人の背景まで想像してみようって思ったんです。やっつけじゃなく、本当に寄り添えるようにするために。」

この気づきを聞いて、私は「ああ、自分軸が育ってきてるなぁ」と実感しました。

 

―転機に重なる偶然

この1か月の間に、人生の転機に差しかかっている受講生さんが何人もいらっしゃいました。


出産や転職、そして退職を考えている方もいて、それぞれが大きな節目を迎えています。

 

そんなタイミングで「自分軸と向き合う」学びに出会えていること。

偶然ではなく、きっと大切な意味があるんだと感じます。


今この瞬間に向き合うことで、これからの選択がより自分らしいものになっていく。そう信じられるような出来事が、ここにはたくさん起きているんです。

 

―自分との対話力が深まっている

アイディアを出し、整理し、評価していく。

その中で、受講生さんの内面にも少しずつ変化が生まれてきています。


日常では、つい外側の出来事に心が揺れてしまうもの。そんな時にも、「じゃあ私はどうしたい?」と自分に問いを立てられるようになっていました。

 

たとえば、今期は特典であるchatGPT(順子AI)がお助けツールとして使用できます。

「AIの提案はとってもありがたい」と感じていた方もいました。

ただ、その答えの中から、どれを選ぶかは“自分の軸”で判断する必要がある。そんな気づきが生まれていたんです。

 

少しずつ、自分との対話が、当たり前になってきているのを感じます。

 

また、出産を経て、価値観の変化に気づいたという声もありました。


言葉にしながら、自分と向き合うことが自然になってきている。
そんな受講生さんたちの姿に、運営の立場としても、本当に頼もしさを感じています。

 

スクーリング当日

オンラインスクーリングでは、まず進捗報告が行われます。そして、今感じているモヤモヤに対するグループコンサルの時間も設けられています。

 

その中で印象的だったのが、

「周りに影響されて、自分が何を選びたいのかわからない」
「感情に左右されて、自分の“好き”が見えにくくなる」

こうした迷いに対し、順子さんのアドバイスはいつも、とても的確です!

 

 「“できそう”と思えるか、“次の一手が見えているか”で選んでいい」

「感情の波があるのは当然。波が低いときでもできることを選んでおこう」

 

さらに 

「本当に好きかどうかわからないなら、“お金にならなくてもやりたいか?”と問いかけてみて」

この視点は、まるで私自身に投げかけられているようで、ハッとさせられました。

 

―〈今の自分のまま〉で輝ける場所はある

ある受講生さんが、「ワーママとして当たり前にやってきたことが、実はすごい強みだったんです!」と、こんな気づきをシェアしてくれました。

 

環境が変わると、自分のスキルの価値って、見えやすくなるものなんです!

特にワーママは、日々をこなすことに精一杯で、自分のすごさに気づきにくいんですよね…。

たとえば

・限られた時間での効率化

・スケジュール管理

・マルチタスク力

これって、ただの家事育児スキルじゃなくて、立派な「価値」や「商品」になる力!

 

だから、「新しいスキルを学ばなきゃ!」と思う前に、 まずは〈今の自分の中にある強み〉に目を向けてみる。

 それだけでも、未来の選択肢がぐっと広がるのだと、改めて感じました。

 

次は「アイディアの絞り込み」

ここからは、これまで出してきたアイディアを「自分軸」と照らし合わせていきます。そのうえで、商品案に向けて、少しずつ絞り込んでいくフェーズに入ります。

・自分にとって、できそうだと思えるか?

・理想の働き方・生き方に沿っているか?

 

そんな視点を持ちながら、「これ楽しそう!やってみたい!」と感じた時点で、すでにひとつのゴールなんです。

順子さんはそう話してくれました。

 

今すぐ形にしなくても大丈夫!

アイディアに対して

「でもこれって、きっとみんなやってるし…」

「自分には無理かも…」

なんていう自己否定は、手放そうねと優しく背中を押してくれました。

 

―今はまだ“根を張る時期”

「今は、地中に根を張っている時期」という順子さんの言葉が、心に残っています。

今は、まだ種をまいたばかりで、芽は出ていない。

けれど、 どんな芽を出すのか、どこに伸びていくのかを探っている。

そんな、大切な準備の段階です。

 

約半月後にある次回のスクーリングでは、リサーチやモデリングを通して、

「どんな人に届けたいか」

という視点から、商品設計へと進んでいきます。

 

地中でもがく苦しさも、気づきあふれる楽しさも、一緒に感じながら進んでいきたいと思っています。

 

それでは、次回のスクーリングレポートもお楽しみに!

 

 


執筆:なでしこスクール30期なーちゃん