【1】“私らしく働く”を叶える学びの場 なでしこスクール32期レポート、始めます!

はじめまして、またはお久しぶりです!
なでしこスクール30期を受講していた なーちゃんです。

 

あのときは受講生として、自分と向き合いながら“私らしい働き方”を模索していました。そして今回は、32期を“運営側”として見守る立場に。

卒業生だからこそ見える景色や、伝えられるリアルを、レポートという形で綴っていきます!

 

~改めて少しだけ自己紹介をさせてください。~

私は、元理学療法士として15年間、病院勤務で“人を支える”仕事に携わってきました。

現在は、理学療法士×事務局サポート×キャリア支援で、在宅で働くパラレルワーカーとして活動しています。

 

なでしこスクールに出会った30期当時は、ワーママとして働く中で「このままでいいのかな?」という気持ちでいっぱいでしたが、今はあのとき描いていた未来を、ちゃんと生きられている実感があります!

でも、自分の理想に近づくたびに、「本当にこれでいい?」とまた問い直すことの繰り返し。だから今も、体当たりで「私らしく働く」を実践中ですが(笑)

 

そんな私だからこそ伝えられることがあると思って、今回このレポートを綴っていきます。

このレポートが、なでしこスクールをまだ知らない誰かにとって、小さな道しるべや光になりますように。そんな想いを込めてお届けしていきます。

 

卒業生が運営に。なでしこスクールに“戻ってきた”理由

30期で得たものと、その後の私

なでしこスクール30期を受講した4か月間で、私が一番大きく得たのは「自分軸の土台」をちゃんと考える時間でした(なでしこスクール30期は4か月間でした)。


これまで私は、何かを始めようとするとき、スキルやノウハウばかりに目が行きがちでした。でも、その前に「私はどうしたいのか」「どんな価値観で生きたいのか」を掘り下げることの大切さを、ここで初めて本気で向き合えた気がしています。

方向性に自信が持てたのは、順子さんとの日々のやりとりで「それでいいんだよ」と背中を押してもらえたことも大きかったです。


そして何より、個別ではなく【グループという形で学べたことの価値】を強く感じました。
できなくて情けなくなる時も、「できない」を素直に出せる安心安全な空気があって、同期のがんばる姿に「私ももう少しやってみよう」と思える。そんな“人との関わり”が、私を何度も前に進ませてくれました。

卒業後の私はというと、まだまだ“自分軸を育てている最中”です。悩むことも、迷うことももちろんあります。
それでも、あの4か月を経て、自分が目指したい方向や目的が見えてきたことで、取捨選択がずっとしやすくなったなと感じています。

 

「今度は運営として関わりたい」と思ったきっかけ

なでしこスクールでの学びは、私の中にしっかりと根を張ってくれました。


自分の軸と向き合ってから動くことの大切さ、人とのつながりの中で生まれる力、そして“ありのままの私でいい”と思える安心感、この4か月があったからこそ、今の私がいます。

そんな体験を通じて強く思ったのが、「この場所を、もっとたくさんの人に知ってほしい」 という気持ちでした。

ただ参加して終わりではなく、このスクールの“良さ”や“あたたかさ”を、今度は伝える側として広めていきたい。 そう思ったのは、心から「よかった」と言える場に出会えたからです。

そしてもうひとつ、大きなきっかけは「また順子さんと一緒に仕事がしたい」という思いでした。
どんなときも受講生一人ひとりを信じてくれて、的確に導いてくれるあの姿に、私は何度も背中を押してもらいました。


学ぶだけじゃなく、在り方を近くで見ていたい。学びたい。
だからこそ今回の32期での運営というお話をいただいたとき、迷いなく「やらせてください」と言えたのだと思います。

 

いよいよ32期がスタート!第1回の様子をちらっとご紹介

緊張と希望が入り混じる、初日の空気

いよいよ、なでしこスクール32期がスタート!


運営としてZoomに入室しながら、私自身も少しそわそわしていました。
画面越しに映る皆さんの表情には、緊張と期待の両方がありました。

まるで、私が30期で初めてこの場所に来た日のような、空気があって懐かしさをおぼえました。

なでしこスクールのはじまりといえば、独自の「他己紹介」と「三年後の自分へのインタビュー」!
このワークをまた見届けることになるとは!…と思いながら、静かに感動していた私がいました。


聞きながらふと、「今、私が三年後の自分にインタビューするとしたら?」と心の中で問いかけてみたんです。
答えは、30期のときとは違っていたけれど、根っこにある「なりたい姿」はほとんど変わっていなくて。
「ああ、私ってちゃんと、描きたい未来を持ってたんだな」って、ちょっと誇らしくも感じました。

そして何より印象的だったのが、参加者ひとりひとりが持っていた“秘めたる熱い想い”。

それぞれが「変わりたい」「このままでは終わりたくない」と願う想いを、まだ言葉にしきれていない段階だけど、確かに持っているなと。そんな、繊細だけど確かな“決意の気配”が、スクール全体にじんわりと満ちているように感じました。

外から見てわかった、なでしこの“変わらない本質”

スクールが始まってすぐに感じたのは、「ああ、やっぱりここは“安心安全の場”なんだな」という確信のような感覚でした。
参加者はみんな、それぞれの場所でがんばってきた女性たち。でも共通していたのは、「もっと自分を知りたい」「より良い人生を生きたい」という想いを持っていること。


“私らしく働く”というキーワードに惹かれて集まってきたからこそ、どこか価値観が近しくて、言葉にしなくても通じるようなあたたかさを感じました。

このスクールがただのノウハウや学びの場じゃなくて、「本質に向き合う場所」だと感じる理由は、まさにそこにあります。


5か月間もあると、調子が上がらない日や、落ち込んで前に進めない時期も当然やってきます。
でも、ここではそれを否定されることがありません。
「そんな日もあるよね」「ちょっと休んで、また戻ってこよう」って、そっと受け入れてくれるあたたかさがある。

順子さんの豊富な経験と、全員の状態をちゃんと見守ってくれている眼差し。そして、どんな自分でもここにいていいと思わせてくれるような、スクール全体に満ちた“愛”のようなもの。

この場で向き合う相手は、誰かと比較するんじゃなくて、“自分”。そう、自分をちゃんと見て、自分に問いかけて、自分で決めていくそれを当たり前にできるようになることが、このスクールの変わらない本質なんだと、改めて感じました。

受講生に共通する、あの“はじまりの気持ち”

初日の自己紹介やワークを見守りながら、ふと感じたことがありました。
それは、受講生のみんなに共通していたのは、

「変わりたい。でもどうしたらいいかまだはっきりはしていない」という“はじまりの気持ち”だったということ。

「やらない後悔より、まずやってみる」そんな言葉を口にしていた方がいて、その一言がとても心に残っています。


実際、変わりたいと思っていても、一歩踏み出すのってすごく勇気がいる。頭ではわかっていても、怖くて動けなかったり、何から始めたらいいかわからなかったりすることもあるから。

でも、だからこそ、あの場に“飛び込んできた”ということそのものが、すごいことなんですよね。


私も30期のとき、同じ気持ちでした。
迷いながらも、どこかで「今のままじゃ嫌だ」と思っていた。
だから、あのときの私と同じように、今回の受講生のみんなの中にも、その小さな決意と勇気を感じて、心の中で何度も拍手を送りたくなりました。

「やりたいけど、うまくできるかわからない」
「でも、このままじゃ何かが違う気がする」
そんな“自分の声”を大事にして、動いたみんなのその姿が、本当にまぶしかったです。

“私らしく働く”を叶える人が、またここから生まれる

こうしてまた、なでしこスクールに戻ってこられたこと。
今度は運営として、この場所を見守れることに、私は心からのよろこびを感じています。

誰かの未来が少しずつ動き出す瞬間に立ち会えること。その五か月間の変化を、そっと照らせる存在でいられたら…そう思っています。

32期はまだ始まったばかり。 一歩を踏み出した人たちのマイストーリーが、またここから始まります。それをそっと照らしながら、私も一緒に進んでいけたら嬉しいです。

次回も、そんな日々の変化をお届けしていきますね。お楽しみに♪

 


執筆:なでしこスクール30期なーちゃん